要は「水着実装キャラの元キャラのエピソードを読んで、色々考えて備えようね」って記事です。5分くらいで読める上にほぼ事実ベースなのでどうぞご覧おきください。
主旨
海が来る、雨が降る、虹が立つ。と言うわけで上の公式ツイートの通り、明日から3人、アゼル、リリス、セラが水着を身に纏った限定ガチャが来ることが告知されました。
【「新キャラピックアップガチャ」開催決定!】
— ワールドフリッパー公式 (@world_flipper) 2021年6月29日
6月30日 12:00より、「新キャラピックアップガチャ」を開催いたします!
本ピックアップガチャでは、限定★5「リリス」「セラ」、限定★4「アゼル」などの新キャラが登場し、提供割合がアップします!#ワーフリ #ワーフリサマー pic.twitter.com/tHsbkyjIUQ
そもそも彼らは1.5周年記念イベントで告知された夏季限定キャラたち、その第一陣です。告知の時点で姫さまの大変おおらかなマルチボールやセラが切り込む際どいライン、そして堅実かつ直球な青年イケメンボーイにTwitter場内(概念)は大いに湧いていたことを昨日のことのように思い出します。あの時は誰もが狂っていた。
さて私もワーフリ界隈の端くれ、作品をさらに盛り上げたいなあ何かしようかと思いながら仕事に打ち込んでいると、ふと思ったのです。
絵を描くか何か考えるかって思いましたが、「まだ水着キャラのキャラエピを知らない」状態は今日までしか持続しない貴重なモノだと気づいたので、今夜辺り簡単なキャラエピ紹介的な何か記事を錬成しとう思います(ゲッシュを立てる音) #ワーフリ
— ジミー@年末進行 (@jimmy_9609) 2021年6月29日
もう12時間もこの“何も知らない”状態が持続しない、知識や経験の不可逆な上書きが訪れる、良く考えるとこれは非常に恐ろしい宣告だと思い至ったのです。「ガチャ告知もっと早くして!」と泣き叫ぶ諸兄に共感してしまいます。
こりゃあいけない、今の自分の感覚を保存しなきゃいけない、そして「なるほど確かにそういうキャラだなあ」と言う情報共有や「これならぜひ引いておきたい」というガチャ意志のサポート、そしてあわよくば「そんなキャラがいるのか」と言う新規な感慨を引っ張れればなと思う次第です。対戦よろしくお願いします。
確認と予想
やることは大きく分けて二つ。キャラエピからどういう人物かを明らかにすることと、夏衣装の彼らにどんなエピが来るかを考察することです。
前者はいつも通り()の手癖で書きます。何を目的とし、アルクたちと何を語らい、最後に何を考えてエピ3を終えたか。その辺りを自分の感想と一緒にまとめます。ワーフリはキャラが良く立っていてゲームとしての魅力の一つだと感じているので、いつも読むのが楽しみです。
後者は本当に可能なのか。ここまでの限定キャラの傾向から、限定キャラは恒常で実装された際の人物像や因縁に沿った動きをすることが多いと感じています。ミアは相変わらずトレジャーハンターでしたし、フィリアはセシリアとの対話が根幹にありました。なのでもしも未解決のネタや関係性があれば、そこを触るんじゃないかなあと言う感じです。与太話に終わることも多いので、話半分にお願いします。
明日追加される人々
以下の3人です。順に見ていきましょう。
火星4 ドラゴンを狩る者 アゼル
- ドラゴン≒竜と対峙する際の知識を豊富に持っている
- 堅物、「ドラゴンオタク」と他称されている
- 弟を守れなかった過去を持つ
- 『厳ついドラゴン程、肉はジューシー』
- 気高く美しい“龍(原文ママ)”に「竜も人も通じ合う事はできる」と教えられたことがある
- アルクたちが目指す未来を拓く槍となることを誓う
半ばアルクの兄貴分のように振る舞う青年。全身鎧だがその面頬から覗く青い双眸は凛々しく若々しい。性能としてはその特攻スキルから対オロチ戦の星とされ、良く活躍している印象だ。
サイゲームスは「ドラゴン」概念を重要視している、と言う記事をどこかで見た記憶がある(求む出典)。バハムートから始まって拡散していく世界観、ドラゴンを軸としたソシャゲすら抱えるゲーム会社において“ドラゴンを殺す者”は存在自体がキーワードだろう。上で触れた通り「龍」と「竜」で違いはあるのか、気高く美しい彼女とは誰なのか。まあ謎のある初期キャラである。
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竜と龍の表記揺れが気になったそこの貴方、これはワーフリ運営も意図的に違う文字を配置していると明言しています。下の記事で私も少し考えているので、一緒に“何の意味があるのか?”を考えませんか?きっと水と闇の古龍が来る頃に答え合わせが出来ますよ。
「廃竜」とは何か? 〜キャラエピから読み解く「竜」と「龍」〜 - 甘口ピーナッツ
光星4 灯火の継手 リリス
- 戦いの後も問題は山積み、仲裁に苦労している
- ライトを今も敬愛している
- “炎”を信じる、それを誰かに手渡していくと決心した
- 仕事は増えるもの
- シャクティの足跡を辿っている
- 新天地を探し求めている
本名リリス・ストラトス。エクセリオ王家の末裔にして最後の生き残り。ストーリーでの壮絶な経験を経てひとまわり大きく、しかし等身大の悩みも抱えつつ生きる少女。参戦者攻撃力アップを始め爆発的なバフで早期から活躍し、最近はアビリティダメージにも光が当たりそこでも採用されており、こっちでも忙しそうにしている。
エステルリエルやエデュケウスと相互にやりとりしながら人ーエルフー魔族の三種族共存を成そうと懸命に努力している。正面から問題を解決しようと心を砕き、時には仕事に怨嗟を吐き、アルクには「あなたも私と同じ、嘘つきですね」と漏らして見せる、実に人間的な女性だ。
特に折に触れてはシャクティのことを口にし、彼女の足跡や面影を追う場面が見られる。4歳の頃から文字通り親代わりにしていた女性、ライトやステラから伝えられる「自分の知らないシャクティ」を、どのように捉えるのだろうか。ちなみに私は8章終盤で彼女が見せる「剣技で相手をいなしつつ至近距離で魔弾を叩き込む」戦闘スタイルが、炎血を継いでるなあ!って感じがして大好きです。
願ったことは人々の平穏だった。しかし元から歪な成り立ちの世界であるが、そこに最終的な解決はあるのだろうか。新天地たる場所は本当にあるのだろうか。
雷星5 忠義の撃鉄 セラ
- アドミニスター直属の部隊「セキュア隊」の一員だった
- 秘匿されたメモリー(記憶媒体)を奪取して逃走中
- 内部粛清を担っていたが、自身も記憶洗浄に遭っている
- 大事な人の記憶をほぼ喪い、夢に見ている
- 青い花、リンドウの花言葉は「正義」
- ビターなハミングとテクノサウンドが痺れる固有楽曲
実装当初は「また新しいタイプのメカ娘が!」と沸かせてくれた機人世界からのあります娘。丁寧な口調と信念ある素振り、過去の同僚を前にふと見せる微笑みに、ライトの尻尾の根本を擦り上げる手腕。おまけに性能を見てもコンボ主体かつ圧倒的スキル速度を誇っており、どこをとってもいまだに一線級のガイノイド。声が可愛いねんな。
正式名称セイヴ・ザ・セラフィム、彼女が担っていた職務は記憶洗浄とそれに伴う内部粛清。失われた記憶は誰が持っていたのか、最後に扉を開けたのは誰なのか。それは彼女だけが知っている。謎の多い話を「青い花」の一貫性で繋いでまとめ上げ、読後感の素晴らしいキャラエピだった。
扱うべきは作中でもレジスが触れやがっていた「今の自分が何をなすべきか」という部面だろう。作中でも描かれたようにアドミニスター亡き今、彼女は命令を待ってみたり昔の仕事の真似事をしたりとまちまちであった。過去との決別を成し遂げて、彼女はどこへ向かうのか。
夏に何があるか
さて、ここからは上に書いた彼らの概要から、夏キャラのエピソードやストーリーイベントでどういった内容に触れてくるかを予想して浚ってみたい。
〜画像は以下のサイトから拝借しています。高画質助かっています。根回ししているワーフリ広報班えらいぞ〜
「ワールドフリッパー」にて水着衣装のセラやリリスらが登場するピックアップガチャが6月30日より配信!|ゲーム情報サイト Gamer
アゼルと彼女の邂逅
まずアゼルだが、多くの方が語るように美しい彼女、すなわち「ラムスとの再邂逅」が描かれることを期待したい。アゼルの成長を彼女がどう評価するのか、ラムス自身の悩みともリンクする内容である。
一方で気にするべきは、そうなると古龍が登場するシナリオにならざるを得なくなる。窮地を救ってと言う凡庸な筋なら想定できなくもないが、ラムスである必然性を考えると自然、古龍案件になってしまう。助けてくれえ。
リリスが目指す新天地
リリス姫が掲げた「新天地を探す」と言う大目標、これは実は夏エステルリエルのエピソード冒頭でも触れられており、ほぼ確定だと考えている。ハイエルフの彼女のエピソードではその前哨戦である買い物について軽く語られただけだが、堅物おてんば姫君がその水着を着て何をしようと言うのか。
あと個人的に気にしているのが、シャクティへの想いである。エピソード全体を通して彼女は母代わりの彼女をどこか求めており、表現を衒わず言えば、影を落としている状態だ。夏という愉快な場において最愛の存在を亡くしたという事実とどう折り合いをつけてくるのか、楽しみである。
“救出者”セラの役割
機人はその正式名称からある程度、生与の役割を察することができる。ディーバ・メディアは「歌姫」、レック・レジスターは「記録」のように、一定の法則が存在する。セラの正式名称は前述のとおりセイヴ、SAVE、すなわち「救出」が役割として与えられている。彼女はやはり与えられた役割から外れることなく、その上で自分がやりたいと定めたことを成すのだろう。というか多分ライフセーバーですよね、その格好。良くお似合いですよ。
彼女が救った機人の女性、リンドウが良く似合う彼女も再登場したりしないだろうか。プレイアブルはないにしても、気にはなる所だ。
終わりに
以上である。着想から6時間ちょい、書き始めて3時間でこのくらいなら上々だろう。
昼過ぎにTwitterを沸かせた「アルクの傷」事件、あれが象徴するようにワーフリストーリー監修班は徹底して“リアリティ”に拘っていると私は感じています。これはキャラエピを読めば読むほどそう感じますし、これからも楽しい話や興味深い概念を提示してくれるだろうな、という期待でいっぱいです。人は期待されて伸びます、画面の向こう側でカチカチ作ってらっしゃる方々もきっとそうだろうと思います。今後ともよろしくお願いします。
ここの傷説推しときます https://t.co/wKxmprn823 pic.twitter.com/gBpRZzgHu3
— シンカイ (@shinkai1004) 2021年6月29日
ちゃんと傷を負うし傷跡も残るの、アルクと運営さん両方信用できる
— ɢɪᴍᴏ🔞 (@ggiimmoo) 2021年6月29日
こういう細かいところ大事にしてくれるのほんといいね
— PFC|あさり (@asari_giru) 2021年6月29日
マジにシビれたわね。
それにしても明日のガチャ更新、そしてその先の夏イベントやガチャや何やらが楽しみですね!お互いワーフリサマーを楽しみましょう!サンキューワーフリ、フォーエバーワーフリ!
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多分ここの下の方に過去の記事がいくつか出てるんじゃないかなあと思います、そっちは10分くらいで読める考察記事になってるので、よければそちらもご覧ください。一緒に思考しましょうよ。