甘口ピーナッツ

多めの写真やTwitterに書ききれないことを書く

Twitterが凍結した話

人生で二回目、である。何か恨みでもあるのか青い鳥よ。お前が運ぶのは幸せだけでいいんだ。俺の池を荒らさないでくれ。

 

 

~この文章はSNS依存症患者が突然取り上げられるとどうなるかを綴った感じのアレです~

 

 

 

先週の水曜日の昼頃に突如、だった。青天の霹靂、という他なかった。

 

いくら引っ張ってもタイムラインが表示されず、おいおいTwitterバグってるかい?と思いながらメッセ欄を開き「おいおいTwitterバグってるかい?」と鮮度バリタチ思考を出力。揚々とツイートしようとしたらば、二度と見たくもなかったポップアップ。

 

 

「このアカウントは凍結されています」

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半身を引き裂かれたような感覚に絶叫しながら即座にTwitter相談窓口にアクセス。思いつく限りの艱難辛苦罵詈雑言を5秒フラットでタイプした後にきめ細やかな社会性フィルターを通して「なにもわるいことしてないのでアカウントをかえしてください青い鳥さん」の8文字を何とか捻りだし、先方に送り、返信を待ち、今に至る。

 

 

何も起きない。返信すら来ない。連中め寝ているのか?羽を毟るぞ???

 

 

特段悪い使い方をした覚えはない。唯一あるとすれば前日に友人の

 

「女児向け玩具で立方体になるものってあるかなあ?」

 

というツイートに

 

通報しますた!w(レゴブロックとか良いんじゃない?どうかな?)」

 

的なリプライを送った記憶がある。思い当たる節は本当にこれだけだが、まさか「通報」の二文字で一撃でBANされたのか?だとするならまったくマッポーな話である。冗談一つ許されない死の土地にしたいのだろうか。

 

川は澄めども魚は住まぬ、mangabon_jimmyも草葉の陰で泣いておる。あっちほんと返して。

 

 

幸い(?)、Twitterの検索やトレンド機能は生きていた。そこで主要なニュースなどは見れたし、活字中毒の禁断症状には至らずに済んでいる。一方的にみる分には、意外なほど問題が無い。

 

一方で、「繋がり」がないのは堪える。ゲームニュースなどを見ていて、あ、あの人に伝えたいなと思ってもリツイートボタンが機能せず、ふぁぼ(死語)すら押せない。そもそもTwitterの中で知り合った友人など探すことすら叶わず、どうすればよいかもわからない。

 

下手に動くと「お前は凍結されているぞカスめ」のポップアップを再度拝むことになり一瞬で精神を蝕まれる。だからと言ってTwitterを無意識に開く癖は不治の病であり、指は勝手に自傷行為を繰り返す。

 

 

自分だけガラスの向こう側に立っているような、虚無感。

そこにいるのはわかるのに、指先を伸ばすと痛い目を見る、無力感。

次はきっとと動いてみては厚い壁にぶつかって止まる、離脱感。

 

 

最悪の状態である。オアシスが干上がるとそこは蟻地獄だった。

 

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死んだアカウントの図。チャーリーは微笑んでいる

 

 

それでもTLを拝めなくなってから数日、普段眺めることのなかった風景が目についたり、気分が晴れやかになったり、仕事の能率が上がったりーーー

 

 

とかそういうのは全くない。ただただキツい。

 

 

別にそこで何かを成したとかそういうわけでは無いが、それでもあの繋がりは私にとって貴重なものだった。共有したり、伝えあったり、眺めたり。普通過ぎるあの在り方が好きだった。

 

 

無くして初めて分かるなどとはよく言ったものだし、可能ならもう味わいたく無い感覚だった。勘弁してくれ。

 

 

来週は渇水症状の緩和のためにFacebookやらInstagramを稼働させるかもしれない。とにかくTwitter社ははやくなんとかしてくれ。あの情報が氾濫したぬるま湯に俺を返してくれ。

 

 

頼む。

 

何か動きがあったら更新する。備忘録だ。

 

追記

電話番号とIPアドレスの二つでの認証がキツいことを覚えた。この内IPアドレスルーターくんの電源抜き差しで変わるから良い、あとは携帯の番号だ。変えてしまおうか、どうしようか

 

追加2

電話番号を変え、アカウントを作った。Twitterの歩き方を完全に忘れているので、少しずつ動かしていきたい。ふと得た繋がり、育てたリスト、ぜーんぶお釈迦さまのお膝元だ。限りある命を大事にしたいと思える2週間だった。みんなも生きようね!